自然葬が増えてきた訳

自分が死んだ後に大々的な葬儀を行うのではなく、海や山などに散骨して欲しいなど自然葬を希望する人が増えています。どうして自然葬に注目が集まっているのでしょうか。そこには様々な現代の問題が見え隠れしています。自然葬を希望する人の多くが都心に住む人たちです。

なぜ都心の人たちがそのような希望を持つのでしょうか。例えば、住宅事情が関係していることがあります。田舎の農村地帯の家のように広く大きな家であるなら、遺骨を置くスペースも確保できるかもしれません。しかし、都会のアパートやマンションではそうもいきません。

スペースに限りがあり、仏壇を置くことができないという事情の人もいます。また、離婚によって一人暮らしをしている人もいます。墓を守ってくれる人がいないので散骨を希望するという事情があります。さらに、経済的に難しいということもあります。

お墓を建てるとするならば、お墓を建てるための土地が必要ですし、また墓石も購入しなければなりません。それはすぐに手を出すことができるような価格ではありません。何十万円、場合によって何百万することもあります。そうした多額の費用を捻出することには難しさがある人も少なくありません。

また、墓地にするための土地が見いだせないということもあります。墓地にできる土地も飽和状態にあります。簡単に森林を切り崩し、墓地にするということもできなくなっています。このように自然葬が出てきた背景には、現代の様々な問題が起因しています。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です