社会状況の変化から生んだ新しい埋葬のスタイル自然葬

現在の日本の法律では遺骨の埋葬は、墓地以外の区域に、埋葬してはならないとされていますが、決してそうでもないようです。一般的に死んだら墓に入らなければならないという固定観念もあり、葬儀が行われた後のご遺体は、宗教によっても違いますが、大抵の場合火葬を行なった上で墓石を用いて墓地や霊園に遺骨を納めます。ところが、最近になって従来の葬送方法とは異なり、海や山などに遺体や遺灰を還す自然に回帰する形式の葬送方法を希望する方が多くなりました。何故このような葬送方法の希望が多くなったかというと、死後は自然に帰りたいと思う気持ちの他に墓地が手に入りにくい風潮があり宗教・宗派は問わないところが多く、自然葬の方が割合コスト安になる為、希望が多くなった原因となっているようです。

世界の各地では土葬や風葬、鳥葬などがありますが、基本的に日本では自然保護の理念から生まれた植樹葬タイプや散骨タイプなどが好まれる傾向があります。因みに自然葬に対してある調査では、従来の葬送方法で行なって欲しい人が30%近くいましたが、自然葬にしてほしいの他、肯定的な意見を回答した人が60%近くもいました。実際に、新聞の取材に対して法務省では植樹葬や散骨は節度をもって行われる限り、遺骨遺棄罪には当たらないとの見解が報道されています。自然葬を望む要因には少子高齢化や核家族化などの社会状況の変化が新しい埋葬のスタイルを作り上げた要因となっています。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です